2014年8月8日金曜日

告白というテーマについて

常陸太田のレジデンスに参加してからアートのこと、アーティストのこと、地方のこと、社会のこと、教育のこと、文化のことを間近なものとして感じるようになった。
それまでは宙に浮いていた、個人の、学生のものでしかなかった言葉も表現も気持ちも
社会と関わることで新たに気付くこと、学ぶことが沢山目の前に現れるようになった。

私は気持ちを隠せない。
常陸太田の人たちと喋ってて思ったけど、私は本音を照れくさくて隠そうとすればするほど墓穴を掘ってる。
私は隠せないんだ。ほんとは。だから隠そうとすると裏目に出る。

私の最近のキーワードは物語と愛。
そこから導き出したテーマが「告白」だった。
上にも書いたけど、本当の気持ちや好きだという気持ちを人に言うのは照れくさい。
喜びを分けてくれる、こちらを見つめて微笑むかわいいその笑顔を直視するのは照れくさい。
だから昔の私は人に絵を描いたり、手紙を書いて相手への愛を伝えてきた。
多分ちょっとした一大決心をして、気持ちを素直に伝えてきたんだ。
そういう自分にとって大事なシーンが「告白」のシーンなんだなあと思ってる。

今まで以上に、私は自分の抱いている気持ちを大切にしようと思ってる。
投げやりにはしたくない。


私はいつも自分の変化を観察している。

アーティストは変化に敏感だと思う。
色んな人が感じ取る自分の変化、他人の変化、季節の変化、天気の変化、世の中の流れの変化、それはどんな風に映るのだろう。そう想像してみるのも好きだ。
考えることはやめられない。

物語、愛については今思考中。
その成就の形として告白のシーンを最近よく描いてる。
そこで起きる人の変化について。
人は関わることで少しずつ変化している。
その変化をつぶさに感じたい。
そこに自分が作用する愛、自分に作用する愛を見つけ出したい。

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