2014年8月26日火曜日

乙女座の新月

感覚の中の心が外の情報をキャッチして「どれどれ」と重い腰をあげて扉を開ける。すると思ったものとは違う景色が広がっている。
さっきまでリビングの白い明かりを浴びながらパソコンで音楽かけつつ殻にこもって問答していたけど、「今日は新月」「土星と火星が最接近」とゆう情報を見つけて外にでてみたら、曇天と暗闇。涼しくてゆったり流れる空気、全方位から虫の声、生物がうごめくカサカサとゆう音。用水路や貯水タンクの水が流れる大きな音。自分の家の外観。外灯に照らされる自分の体。シャンプーの匂い。自分の呼吸の音。
「夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。」
この意味がとうとうわかった。

内から外に出て、そして自分に戻っていく。

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