2017年4月14日金曜日

宇宙を眼差す

「子曰く」ていうの初めて学校で習ったときワクワクした。
なにそれなにそれだった。

母曰く「春は柑橘類がおいしい」だそう。

最近売れているぶるぞんちえみって芸人が、目線は2kmを見る感じで〜ってテレビで言ってて、へえー、それであんな異様な眼差しが生まれるのって思った。
やってみたけど2km先って難しい。
目がぼやーってしてくる。

そのあと、ジャグラーの友人に会った時、あんなに色んな方向に駒を飛ばしてるからいったいどこを見てるんだろ〜と思って聞いたら「わざと目線を駒からはずしたり、わざと目で追ったりしてるよ。あとは、お客さんを見るっていうより、宇宙の先を見つめるような感じ」と説明してくれた。
え、2km先じゃないんだ、宇宙なんだ、宇宙!!なんだ!!!
どちらも芸人で、パフォーマーだと思うけど、お笑いとアートの根本的な違いなのかな。
宇宙を見ようとしたら、意識の層が切り替わる。
さらっとすごいこと言っていたことに、本人は気付いていないかもしれない。

この話が面白くて母に話したら、お母さんは若い頃男性に「君はいつもどこを見ているのかわからないような目をしていて素敵だね」と言われたことがあるらしい。
それは、お母さんがその人が好きじゃなかったからいつも遠くのほう見てたかららしい。
なんだよ、そのオチは・・

「ともちゃんと話していると誰と話しているのかわからなくなる」ていうのも同じかな。
やっぱり、自分の身体とか、目とか声とかって、別の時空に向かっている時があって、現実とは違う別の空間はいつもそばに漂っているんだな。

0 件のコメント: