2018年1月21日日曜日

春に向かう心

awai art centerの企画「冬のあわい」に冬についての手紙を書いたことがきっかけで、季節について注意深く観察するようになった。

駅までの通り道に畑があるんだけど、今朝は霜が降りてまっちろだった。
ちょっと踏んできた。
じゃぎじゃぎした。
お日様がてかてか地面を照らしはじめていた。

土は目に見えない温度を現象として見せてくれる。
その点、フェンスやコンクリートはあまり表情を変えない。
雨が降ったら色が濃くなり艶が出るくらい。(これもある意味私の観念)
自然の情報量と表現の豊かさは無駄と思えるほど。
でも自然がもたらす情報が減ったら虫も動物も植物も人間も生きられなくなる。

全部「何かが生きること」の体現で、全てが生きていくための活動で、そこに意味も意義もない。

芸大の卒展のページ見て、先端は今も先端だなと思った。
シンプルでも複雑でもいい、考え過ぎでも感じ過ぎでもいい。

エンドレスポエトリーもそんな映画だった。
ナンセンス、って感じなんだけど、目まぐるしく変化する毎日全然違う気分になる自分を見ているようだった。

バイト先の人の旦那さんが能楽師らしい。
風姿花伝大好きなので嬉しい。
能はまったくくわしくないけと゛、
芸能史には興味ある!!

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