2022年4月18日月曜日

higher deeper rider

コーチェラ2022 観ましたか?

YouTubeで観ました。

KPOPって、英語ばりばりで、印象的なショーになってて、すごいね。

宇多田ヒカルときゃりーぱみゅぱみゅがあまりにも特殊な感じがして、興味深かったな。

rina sawayamaさんはハイブリットだけど、海外視点を持った方でもあるから日本音楽の取り入れ方のバランスがきゃりーとかとは全然違う。

今は純日本って古いよね。ないよね。海外から色々な音楽や作品が届く中で、日本人のミュージシャンたちもハイブリットになっていってるんだなーーって感じた。



それが、最近考えている日本のこととぼんやりと共通する

様な

貧しさの中の美学みたいなもの

侘しさ、寂しさ、枯れのこと

情緒のこと


日本って各国のローカルな手仕事や美と、近い感覚があるんじゃないかなということ。



ねむくなってきた



最近陶芸の歴史を勉強してるんだけど

日本って今のところ土器の出現が最古らしい。

現在の研究によると、東アジア一帯で同時期に出現しているみたいだけど。

1万6000年前には土器があったんだけど、1万年もの間、技術革新がなかった。

その間に中国や他国では窯が発明され、釉薬が作られ、どんどん技術革新が進んだ。

その技術が途中から日本にも輸入されて変化していく。

風土も関係あると思うけど、日本ってどこかのほほんとしているような気がするんだ〜。


それと、興味深かったのは、朝鮮の陶磁についての部分。

日本で高い評価を受けている陶磁が、朝鮮本国ではあまり評価が高くないということ。

やっぱり、高い技術力で作られた白磁や青磁は美しく高級だと本国でも評価されているんだけど、日本は三島、粉引、刷毛目、辰砂、鉄砂が高く評価されている。日本は「ローカルな表情」に美を見出すのだと書いてある。

ローカルな表情と言われて思い浮かべるのは民藝。そしておかんアートかな。

知恵を絞って拵えた手仕事の中にこそ、日本人は美を、芸術を見出すのではないか。

そういうものって世界中に沢山あるんだってこと。

日本人らしさ、というよりも、ローカルな美ってことなのかなと思った。

日本人の精神という、統合された芯があるのではない。


日本の陶芸の歴史を学びながら、日本人はこういうものに惹きつけられるんだろうなあという、その美学について考えていた。





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