2012年6月8日金曜日

今日感じた大事なこと

大事なことは、忘れたりしないように
どこかで拾った紙切れに書いておこう

くるり/太陽のブルース





今日は目に見えない言葉を受け取って、それが初めての体験で、すごく感謝した。

手が震えた。

私以外の人間が、私をしっかり見つめていてくれていること。

そのあとの私は、心が安堵して、同時に雷に打たれたみたいにギョッとして、現実世界がすっと遠のいて、渋谷の喧噪が薄く白んで、一時間ほどふらふらしたにも関わらず、意識が一線の糸みたいにつーーーっと、張りつめた状態を維持したまま、帰宅した。


臆病で、ほんとうに臆病で、それでいて、プライドが高くて、そのくせ心の底から自信がなくて、誰かに誘われたり、誰かに誉められたり、他人の助けがないとなんもできない、そんな自我に私は必死にしがみついてたんだ。
私はこの弱さゆえに、必死だったよ。

自分には色んな要素がある。ないと思ってる要素もある。
私の中に明るい光があれば、その光の届かない影もある。
そこに光を当ててくれる人がいた。
色んな人が、色んな光をくれたけど、それと違った。

まず、気付いたのは、これが、人を信じるということなんだ。ということだった。
言葉にできたのは今、まさに今なんだけど、私は、なんかようわからんが、全面的に人を信じた。その感覚は、初めてだった。


今まで自分を信じられなかった私が、人を信じることができていたか、疑わしい。
その私が、まず、人に信じられている、ってことを感じとった。
私の汚くて苦しい深い部分に光が差し込んだ。
私が、私だけじゃ見つけられない自分を見つけた。
そして私はそれを、無意識のうちに知っていたので、多分ずっと、探していたので、受け止めた。
抱きとめたのかもしれない。
私は心の闇に、温もりを与えてもらった。

私はすごく救われた。


ずっと辛かった。
ずっと辛かったものだった。
ほんとに、ずーっとずーっととれなかった、ずーっとずーっと苦しんでいた闇だった。
どんなに頑張っても、どんなに苦しんでも、どんなに傷ついても、どんなに明るくつとめても、どんなに自分に言い聞かせてもとれなかった、一番かわいそうな私を見つけて、受け止めて、抱きしめてくれたのはあの人の光だった。


一番冷たかった部分に血が流れて、ほかほかと温かくなって、エネルギーがわっと湧いた。

それで、今までで一番すてきな絵を描いている。


ほんとに自分に自信がなかった。
何度言われても、誰に言われても、言い聞かせても、だめだった。

こんな私を信じてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。


っていう今の気持ちは忘れたくないので紙切れにメモ、しようと思って。





たとえ一瞬の出来事でも

たとえ終わってしまう感情だとしても

私は忘れないだろう
私はずっと幸せだろう

(一瞬の光、されど、永遠の光。あとは自分の力で、頑張るのだよ、友深。)

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