2018年2月11日日曜日

2月のターニングポイント

作品は意図とか意味を伝えるものじゃなくて、想像できる空間を作ることだと思う。
他者がそこに足を踏み入れることができるってことだと思う。
それを私は作品のメッセージと呼ぶ。

いろんな画家、いろんな美術、たくさんの表現者と出会うと自分が変わっていく。
というか変わることも含めて、変わりゆく命は永遠にそのままなのね。
変容自体が自分なの。全部最初から全てあったもの。
結局人を通して自分の中の地図が鮮明になっていくということ。

解釈を放棄して純粋を保つ。個人的な方法論で遊びを更新する。
読みとり、ほどき、自分の体の成分と照応していることをただ感じる。

絵描きだから絵描きが好きだ。
音楽を奏でるから音楽家が好きだ。
コーヒーを淹れるから喫茶店の店員が好きだ。
小さい「好き」、小さい「知っている」がどんどん枝分かれして仲間を増やしていく。

前の自分と違うとき

変わったな、わたし、と感じて喜ぶことがあったりする
いまは元気だからそんな喜びが少しずつ毎日散らばってる。
それでふと、そういえば12月と1月は辛かった。と思い出した。
元気なかったけど、なんかふとした時に「あぁ、」と落胆していたのが、今はふとしたときに「あぁ、」と目の前のことに夢中になっていたことに気付く。
そういえば毎日元気だ。

元気な時に感じる喜びもあるけど、元気がない時に感じる喜びもある。

ほら、良いとか悪いなんてものはないんだ、やっぱり。