2015年3月8日日曜日

関係

どんなことも自分の身近に引き寄せられる。
別の領域と重ね合わせて感じ取ることができる。
心に素直な体、体に素直な心。


人のよいところが目にも見えるようになってきた。
心の光が届くようになってきた。
かえちゃんの絵を描いたことは、1つのポイントだった。
「かえちゃんを描く」という行為が
「かえちゃんの光が自分に射し込む」という出来事になっていた。

昨日彼女と話した。
彼女は、前世は戦いの場に生きなきゃいけなかった。
だから今は平和な場所に生まれた。
今生では、人の心を治癒するような、シャーマンとしての使命があるんだそうだ。
そうだよね。
かえちゃんのそばはいつもそよそよと風が吹いていて
かえちゃんの心は表情とともにいつもキラキラと踊っている。
かえちゃんのことを形容することは、いくらでもできてしまう。
あまりにも、「絵になる人」だ。

彼女を描いたことで、もっと沢山色んな人の「表情」を「心の光」を描きたいという思いが沸き上がってきた。

他の作家の描いたかえちゃんも見て、女性たちはみんな彼女の心のお花畑だったり、幼少期の心象風景だったり、心の中の大きな宇宙を見つめて描いていたのがわかった。
だよねー。だよねー。と思いつつ、感動と驚きに目を見張りつつ、全て素晴らしい作品だと本当に思った。
そしてわりと男性作家さんたちは色つやだったり、「女性の色香」を感じ取って描いているような気がした。
私は山口洋佑さんの描いたかえちゃんが欲しかった。(買えばよかったか!!)

そんな中、村上慧と橋本匠がまるで中学生のようなポイントでかえちゃんを描いていることがとっても面白かった。
黒い髪と、きれいな瞳。
彼らは中学生なんじゃないかな。これは失礼なのかな。でもそう思う。
そして私も中学生なんだ。

もし私たちが中学の同級生だったら、色んなものを作ったり、音楽を奏でたり、討論しあったりする、周囲にちょっと気持ち悪がられながらも一目置かれるような仲良し3人組だったんじゃないかな・・・なんて妄想をした。

売れっ子イラストレーターの中で二人は現代美術家、あ、匠くんはトランスフォーマーね。というわけで絵が専門分野じゃないから、だからこそものすごいいい味出てた。
最高だぜ!と見た時感じた。

ああ、ほんっっと、あの空間。愛であふれていた。

全展示場所、ともみは踊りたくなりました。
ちっちゃいときはピアノの自動演奏モードでいつまでも踊り続けていた自分です。
保育園が会場で、幼少期の感覚にインスパイアされた作品群の展示だもの。
そりゃあちっちゃいころみたいに、美しいバレリーナになりきって踊りたくなるよ。

愛するかえちゃん。

ともみは、津田さんとかえちゃんに会うと、なんでか気恥ずかしくなる。
恋というか、憧れというか。そんな感覚。


デザインの梅干という番組の第二回で、佐藤卓さんが、物の中には物語がある。それは関係なんだって言ってた。(たしかそんな感じ・・・)
ああ、関係だ。関係があるのだ。
明日の茨城を考える女性フォーラムでも、付加価値だとか、物語だとか、そういう言葉で様々なものの中に流れるエネルギーを説明してたけど、関係だ。

関係だああ。
ってなりました。
シンプル。


恋とか、嘘とか、ほんととか。言葉にすることとか、直接会うこととか。
色んなことから特定の人との「関係」について、ついつい考えてしまう。


私の知らないことを知っている
私の好きなものを知っている
同じ道を通ったことがある
私の好きな場所を知っている
私と同じものを見たことがある


こういうことは嬉しいことだなって思う。


人には、ほんのすこしくらい苦みがあったほうがいい。
色んな人に少しずつ弱く、少しずつ間抜けであって欲しい。

甘くない。辛くない。いい塩梅。


とても良い何かを感じたとき、言葉にできず絵にしたいと思うことが増えた。
お隣さんのおうちから帰る瞬間だったり、人と会ったあとだったり
素敵なことを言われたときだったり。
これってなんだろう。なんで言葉にできないんだろう。って考えた。
きっとこれは、感覚なんだ。何かを感受した、その反応なんだ。
説明できない心の芯に響く波音なんだ。

いつも、こういう何かを感じた時、ふわあっと色が頭に浮かぶ。
手が「描きたい」って反応する。
脳みそが見えない五線譜にそって歌い出す。
その日の出来事を物語に紡ぎ直して、絵本にしたくなったりする。

これは、「もっと表現しろ」という、天からのメッセージかもしれないな。



ロンドンで買ったハンドメイドの白いカーディガン。
見たことのない木のボタン。
見知らぬ人の手編みのカーディガン。
誰のために編んだのかな。
着るたびに愛着が増していく。
物の中に、人と人の関係性が存在しているからだろう。
ひとつながりの関係性の現在地点が、私との出会いだったんだ。
次は誰に出会うのだろう。
大事に大事に着なくちゃと思う。


の矢先、ボタンを1つなくした。
ショボン・・・・・!

ほんとにショボン・・・・

ああああ、どこかでかわいそうな思いをしているはず!!!悲しい!!
せめて土に還るか、100万年後まで残って大昔の人類の暮らしを知るきっかけになってほしい。無茶かな。どうか無事で。
(後日ポケットの中に見つけました!!)

こんなに物を思うのもはじめてだ。
執着とは違う。思い入れというものかな。

家に愛着を持つのも初めてだな。やっぱり自分で手入れしていたからだ。

離れるのは惜しいなあ。



http://youtu.be/eSkQJH6oWOc




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