私は昨年の秋、自分の生まれ育った神奈川を離れて、茨城の、知り合いの誰もいない場所で新しい仕事と新しい生活を始めた。
それが引き金となって、「会いたい」人が定期的に現われるようになり、また「会おうよ」と言ってくれる人も定期的に現われるようになった。
これがとても自然なことのように感じる。
会いたいと想うこと。会いに行く時のわくわく感。会えた瞬間にどっと流れ始める相手との呼吸のリズム。
そして、大切な人が遠くにいることが励みになる、ということも気付けた。
遠くという概念も、近くという概念も、すごく曖昧だ。同じ市内であろうと東京であろうとイギリスであろうと、遠かったり近かったりする。
生きている、同じ時間を生きている。それだけで、いとも簡単に会えてしまうから。
会おうと思ったらいつでも会えてしまう。
でも、どんなに遠くても近くても、会えた時の高まる気持ちは一緒だな。
何が言いたいんだっけな。
会えないことは励みにもなる。
色んなことを肯定できる。
私のテーマ「会いたい」が、一年でいつのまにかこんなに深いところまで掘り下げられてたなんて嬉しいなあー。
今ならちゃんと心を込めて、本当のこと言える。
気持ちを素直に人に伝えられる。
ぬか喜びも、妄想もしないんだから。
もてちゃってもお断りできる。
絶対弱みにつけこまれない。
この一年の私の頑張りが自信になってる。
男に翻弄されない。
好きな気持ちも大事にする。
誰にも振り回されない。
人の気持ちもありのまま受け止められる。
すべての出来事を実感できる。
すべてのラブソングが心に沁み入る。
こんなに満たされたひとりぼっちがこれまであっただろうか。
生きてきて良かった。
生きてきて良かった。
1つの悩みがあるけど、それとも毎日戦っている。
こんな倦怠期みたいな苦しい家庭はいやだ。息が詰まるのは自分のせいだ。
大丈夫だ、悪いことは謝ろう。ごめんとありがとうを素直に伝えられる人でいよう。
優しくてくだらない生き物になろう。
やわらかくてどうでもいい生き物になろう。
やっぱり今のうちにたくさんぬか喜びしておこ。
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