満員電車に乗る人にはそれぞれの理由がある。
それを甘えとかリスク予測して防げとか言えない。
なんでこんなにぎゅうぎゅうで乗るのよ!と思いながらも、自分の体積が人に圧を与えている。
私は作品持ってるんだ!渋滞で電車が遅れたんだ!体調が悪いんだ!リュックがずり落ちた!目の前のおじさんに胸が当たるのを防ぎたいので猫背になるせいだ!おじさんから熱い香りが漂ってくる。そんなに押したら、作品が折れちゃうよ!うわーーーんうわーーーーーーん
しくしく
へとへと
でも話したらいい人たちなんだろうなぁ。
誰も悪くないのに、みんなが嫌な気分になる満員電車ってほんと辛いよね。
水戸からの帰りだからこそ、この温度差がすごい。
譲り合ったり、微笑みかけたり、相手を気遣う距離を保てないくらいぎゅうぎゅう詰めで内向きな関係。
切なくて悲しい。
みんなのポテンシャルをいかせない距離感。
空気、時間、自然、季節、調和、健全
これが足りない。
どこにいってもそこは井の中。
誰もが蛙に見えてしまう私は彼らの心の大海を知らず。
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