2017年9月13日水曜日

マジックリアリズム

私は、魔法を知覚するときがある。
魔法はきっと「根拠のない自信」みたいなものだと思う。

なんとなく誰かと気持ちを共にしている気がして元気が出たり、その知覚が境目をなくしたとき、魔法を感じる。


「許されている」という感覚、「流れに乗っている」という感覚、「時間を忘れる」という感覚
色んな人間の知覚は、色んな宗教とも繋がっている。

生き物たちは神秘や魔法やエネルギーとなんらかの形で接続し、感じ取っているはずだ。

分子は温度が高くなると動きが早くなるらしいけど、「あー分子速い速い!」て感じたことはない。
めちゃ速いから目に見えないのかな?
ちょっと遅いから水は見えるの?
動かないから物はしっかりと見えるの?

私たちが見ているものはすべて動画だ。その前提があるから、絵だって物だって写真だって動画だ。

ミラーニューロンを知ってる?
他人の行動を見て、頭の中で同じことを再現してしまう脳神経の運動のことらしい。

絵を観てるとき、視線が動く。同時に脳神経も運動して、心も動く。
全てが動画なんだ。

目に見えるものを信じるという人も、極めれば目に見えないものを見ることになるだろう。
何故ならそこに境目はなく、延長線上にあるから。

目の前の出来事を乗り越え続けたら、人は世界の感じ方を更新していける。

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