2014年6月16日月曜日

昨日と今日の日記






病み上がりで節々痛い。
コーヒーでもう数時間、動悸が苦しい。
自律神経のバランスが崩れているのかな。病み上がりの影響かもしれない。
二日酔いでバクバクするみたいに、病み上がりでハードだったからバクバクしてるのかもしれない。
涙がぼろぼろ出るのもそういった理由かもしれない。

満月を期に切り替わった。
6月の半ばを過ぎて、切り替わった。
一昨日は完全に床に臥していたけど、昨日は朝から晩まで活動し
本日もなんだかんだで、朝から晩まで活動しているう!
気持ち良いのは心だけで・・・
体はまだ本調子じゃない。心身のバランスをとることが大事なので、ちょっとはゆったり過ごさないといけない。

そしてコツコツ痩せよう。引き締めよう。すでに、5月よりはマシだと思います。


昨日のこと。
昨日は朝から昼までこども会でグラスデコのワークショップだった。
朝、市の方がお迎えに来てくださった。
そのときにちょうどお隣のひろしさんが通りかかり、「おう、今日、庭の草刈っといてやっから!」と言ってくださる。
まず話しかけられるだけで嬉しい。小柄なのにたくましく、かわいいのに渋い男気のあるひろしさんだから。
ありがとございます!と言って、仕事にでかけた。
(お隣さんは旦那さんと奥さんが登場するので、ブログでは苗字じゃなく名前で区別しています)

こども会は34人のこどもがいるが、そのうちの31人が来てくれた。
親と幼児を含め60人近く来てくれた。みんなでグラスデコやり、昼は流しうどんを食べた。
そのワークショップの反省。
アーティストなのだから、もう一歩先にいけただろうということ。
一回目で大人数でまだ画材がどれくらい必要かも未知数だったのでさぐりさぐりになるのは仕方ないけど、それをふまえても工夫のできる部分はあった。
同じサイズのシートであっても、小さい絵を沢山描くのか、大きな1つの絵を描くのかというのでも変化があるし、色を選ぶ楽しさや画面に表れる現象に揺さぶられるワクワク感を、より意識的に感じてもらうことができたはず。
また、せっかく私がアーティストとしてグラスデコで作品制作を行って来ているんだから、その作品をどかーんと見せてあげられたらよかった。
なんじゃこりゃあああああって、なっただろうし、子供受けがいいのは知っているから。
次はもっと大胆に。そしてもっともっと自分に自信を持ち、もっと客観的に自身の面白い部分見つけて引きだして、提示してトライ!一緒にどこまでいけるか試そうぜ!って言える。絶対言える。
悔しい。
子供たちのパワーや気持ちもいろんな有様があり、それぞれの姿勢があり、そういうのも目の当たりにできていい機会になった。

最近ずっと自分の作品制作で葛藤していて、自信も無くしていて、自分の良さもこれからどう作品展開してくかもモヤモヤして全然作品作りたくなかったし作っても楽しくなかったし胃腸炎で上から下からげーげーだったしフラフラだった。そんな精神状態と体調だったんだけど、ワークショップやって、ワークショップの反省してるうちに自分についても客観的にポジティブに今後どうすべきか考えられるようになって。
ワークショップの出来映えで言ったら、講師の私はかなり改善点も工夫のしがいもあった。しかし第一歩目のトライとしていっぱい学ぶことがあり、次に繋げられることがあり、やってよかったと思う。
前向きに反省しています。そういう姿勢は大事。

帰宅したら、ボーボーに生い茂っていた雑草が草刈り機で綺麗に刈り取られていた。
刈った草が山になって数カ所に積もってた。もさ、もさ、もささ。
うほあああーー!
早速キリンビール2本とポカリスエットを買って、お隣にお礼を言いにいく。
朝と同じ、タンクトップにオヘソの上までスッポリの、真っ青なズボン。
そのスタイルがとても愛らしい。

そのあとロケハンへ。
ロケハンは楽しかったな。あれも救われた。
終わったあとうちの縁側でおしゃべりしてさ。空見上げながら。
その間に犬の散歩してるご近所のおじさんに「いいねぇ〜」と言われる。
またしばらくして散歩の帰り道に同じおじさんが通って「・・・いいねぇ〜」と言って去っていった。
おじさんが良いよ!

途中でひろしさんがやって来て、どうだ?草どうだ?て言う。
ありがとうございます!すごく綺麗です!とお返しする。
ひろしさんは色あせた綺麗な紫色のズボンに履き替えていた。
オヘソの上まですっぽりなのは一緒。
すぐ家に戻ったひろしさん。
それを見てたお友達が、ピンクと紫のクロックスのサンダルがキュートだったね!と言う。
そこに気付くのがすごいと思う。

ながながとおしゃべりを楽しんでいたら、今度はひろしさんの奥さんが来て、おもむろに細かい雑草取りをしはじめる。私もすかさずお手伝いする。
さらにおもむろに、きゅうりをくれる。
ともみ、きゅうりを握ったまま、お手伝いする。
お友達も見てるだけってわけにゃいかないのでお手伝いしてくれる。笑
みんなで草刈り開始。
一通り終わったあと、勝手口の草がボーボーで、木も伸びてちょっと通りづらくなっていることに気付いて、「明日も家にいる?勝手口、通りづらいでしょう?ここの木切ってやるから!3時くらいになれば陽が入って陰になっから、一緒に草刈ろう!いい?」と言ってくださる。
嬉しかった。ともみ、お隣さんと仲を深めるチャンス!明日は3時までに一通り仕事終わらせる決意!

そしてきゅうりをかじりながら一日が終わる。みずみずしい!!

本日。
本日は朝から市に依頼された仕事をしていた。うふふ。
常陸太田市合併10周年のロゴのデザイン。
ミヤタと林の複数のアイデアから選定されるので、自分のが採用されるとは限らない。
採用されなくても良く出来たので、一部は何かの機会で必ず使う!!
早く見せたい。
イラレだけで絵を描くことははじめて。めちゃかわいい。自画自賛。

午後は約束していた草刈り。
奥さんと一緒に草をムチムチむしりとる。
草の名前を教えてくれるので、色々こっちも聞く。
ちっちゃいオクラみたいなのがあって、「これ、オクラみたいですね!」て言うと「それは草だよ」と言われる。笑
わかっている。オクラじゃないことはわかっている。笑

奥さんは、カマ、はさみ、のこぎり、5種類くらいを使いこなしてかっこよかった。


作業の最中、隣の家からずっとこちらを見ているひろし家のわんこ。りんちゃん。

りんちゃん利口だから、吠えないでただじっと見てる。

家の裏に住んでるサングラスのいつもおしゃれなおばさまが通りかかり、手伝ってくれる。
大家さんが植えた水仙を「こんなものいらないわよ」と刈る。
木のどこを切るかを話しながら、塀に上って器用に枝を手際よく切り落としてゆく奥さん。かっこいい。
70歳過ぎているのよ。
ともみもやる!って言って高いとこのやったけど、うまく切れなくて苦戦。
ノコギリとか多少は慣れてるけど、全然かなわぬ。
ほい!もうちょっと!がんばれい!なんてお二人に応援されながら切り落とす。
わーい。
枝をノコギリで細かくして、袋にぎゅっぎゅと詰めていく。
途中で木の枝にそっくりな芋虫が剪定した枝にくっついてるのを発見!


この芋虫初めて見た。
見つけた瞬間は枝に擬態するように後ろ足だけでびーーんと伸びてて、枝そのものだった。
剪定した枝をずっと行ったり来たりしてて、申し訳ない気持ちと、ずっと見てても飽きないなーボケ〜とゆう気持ちで五分五分でした。

奥さんが畑で作物をひっこぬいてるところ、草刈りしてるところ、木の枝を切っているところを見て来たけれど、全ての手際がかっこいい。
日比野さんの腕に似てた。
太陽でこんがりと焼けて、必要な分の筋肉が必要な場所についていて、色んなものを大切にしている偉大な腕。
小柄なおばあちゃんのたくましい腕。
かっこいい。
私の白くてぷよぷよの腕とは、比べ物にならない。
こっち来てから少し筋肉ついたけど、やっぱり比べ物にならない。

ジュースを届けに左隣のご近所さんが飼い犬のジャッキーちゃんを抱いて来てくれた。
いつのまにかサングラスのご近所さんはいなくなっていた。(気付かなくて申し訳なかった)

庭中の草を全部刈り取って、木もこざっぱりして、差し入れのジュースを飲みながら縁側でおしゃべりをした。
はーー!おいしーー!って言っててかわいかった。
ともみは見た目が真っ黒のエスプレッソの400ml缶という超ハードな方を飲んだ。
奥さんはそれをコーラだと思ったらしく、「コーラは林さん飲みなぁ」って言ってた。
色んな話をしたよ。
息子さんが東京でケーキ屋さんを経営していること。
そのケーキ屋さんが親友の家のすぐ近くだったこと。
マンゴーを使ったお菓子を開発していて、カスタードはどこに頼み、ロールケーキはどこに頼み、マンゴーはインドから輸入しているなどの話を聞く。
ホームページを検索して、写真を見つけてみせてあげると「あら!うちの息子だわ!」と驚いて喜んでる。
そしたらひろしさんが登場する。
今日はともみが好きなひろしファッションだった。
色褪せた使い古しの綺麗なピンク色のネルシャツに、ピンクと紫の色あせたズボン。(もちろんオヘソまですっぽり)
そしてピンクと紫のクロックス。
灰色の使い古しのキャップも古着屋さんで売ってそうな風合いでかっこいい。
ひろしさんが着るからこそ、天使のようにかわいい。
ちなみに奥さんもクロックス。みんなクロックスを履きこなしててなんだかとってもそれが愛らしいんだ〜〜〜〜〜。

旦那様と奥様にはさまれて、3人で縁側でお話。
息子のホームページの話を奥さんがして、iPhoneの画面を息子さんのアップにして、見せてあげる。
「おおお!息子だよ!」と目がキラキラする。
どっちに似てる?って聞かれて、目はひろしさんに似てる。口元とか眉毛とかは奥さんに似てるって言うと笑ってる。
息子の話ってきっと嬉しいんだね。
ともみもすんごく嬉しかった。
そしたらお隣じゃないご近所さんがひろし夫妻を尋ねてやってきた。
奥さんが畑でとれた野菜をお裾分けしたのだが、それを天ぷらにしてお裾分け返しに来てくれたそうで、アルミホイルでフタをした天ぷらを手渡して帰っていった。
それをさらにお裾分けしていただき、さっき食べたら感動するほど美味しかった。
細谷さんちの美味しい野菜を、美味しく調理した愛情の味・・・・・・。


長くて長くてびっくりですね。
これは読み切れませんね。
これは日記だから。
私は全てを残したいほど、昨日と今日のありとあらゆる出来事が嬉しかったのだ。


草刈りしている途中、あー写真を撮ってフェイスブックにあげたいなあとか思った。
でもなんとなく写真じゃ普通だし、簡単に撮れちゃうし、お手伝いしてくださってる人の写真を撮って「お手伝いしてくれました♡」なんてブログにアップするのってなんか違うな、なんとなく軽いな、と思ったので、絶対絵にしよう。と決めた。
絵にしようと思っていたから、通りがかった人、犬、景色、細谷夫妻、つぶさに観察して心に焼き付けた。

さっき一通りの仕事を終えて、絵を描きはじめた。
描きながら涙がこみあげてきた。
私はこんな風に、同じ場所に住んでいるというだけの縁から、こんな風に関係を構築していくのは初めてだから。
他人が他人じゃなくなっていくことがとっても嬉しかったから。
私にはおじいちゃんもおばあちゃんもいないから。

こんなにもいいものなのかとね。
子供とかおじいちゃんとか、年は関係ないということを知らなかったんだ。ずっとさ。


ああ。途中で通りかかった小学生の男の子もめっちゃ良かった。
こんにちはー。って言ったら。「あ、こんちゃっす!コンニチワ♡コンニチワー♡」とか声色変えてふざけてて、1人でそのあともずっとなんか喋りながら歩いてて、
底抜けに、ひょうきん!!と驚嘆した。

だから好きだよ小学生男子。言動も行動も全部面白いよ。





心がきゅっとなるような愛がそこにあったら、それだけで胸の灯りがともる気がするよ。
味わえないような気持ちを教えてくれる色んな人達、みんな素敵な人達だとおもうよ。

格別な人はその中にいるよ。

格別な人は、誰とも違うからすぐわかるよ。



友達に宛てた言葉だったんだけど、あとから読み返してともみいいこと言う!て思った。





ひとつ残らず書き残した。

感謝の気持ちは、言葉にするのがとても難しい。
このなんともいえない感激、感動、感謝。そういうの、表現ができないなと思った。
だからひとつのこらず書いてみた。

超長いだろうな。


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