1ヶ月ぶりの東京なう。
多摩川を越えれば神奈川県に入る。小田急線が地下に入るとそわそわする。
現象としても、心象としても、光の世界から闇の世界に突入する。
人が渦のように波のように表情を固定して滑らかに流れ散ってゆく。
人は地面を歩き、ハトは天井の端っこを歩く。
女の人が重たくて分厚い靴を履いてボテボテ歩いている。
それじゃ美しくない。
手に入れただけでは獲得はできない、と言いたい。
白いレースのミニスカートから黒のTバックが透けてる。
都会では色んな刺激が薄まるね。
地元を夕方歩いてみるとそこらじゅうに人がいて、そこらじゅうで何かが巻き起こってて、そのエネルギーの量に笑ってしまった。
昨日水府を散歩したときには、田園から県道を走る車たちを指して「都会の喧騒だ!」なんて騒いでいたのに。
常陸太田の風景や時間や記憶を、都会で持ち歩く。
最近人に言われた褒め言葉や、その表情を全部リストアップして並べてウキウキしながら電車を待つ。
乗りたい電車が10分後ってだけで、遅く感じる。
常陸太田では、バス2時間半後とかだったのに!時間の流れが違う。
お母さんが水府の鯉のぼりを使って小さな鯉を作っていた。
それ、きっとつなげたら大きな鯉になるね!
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