2018年5月24日木曜日

不可侵の場所

自由に好きな絵描いていいよ
って、今いちばんの救いなのかもしれない。

何も汲み取らず
何も求めず
過信せず
ほっとする。
きりっとする。
風を感じる。


それが、自由に絵を描く時の状態のようだ。

いや、そこで描こうと私はきっと決めたのだ。



全部この境地で描けたらよいのだけど。

確かに、誰かに引っ張ってもらう、手を添えてもらう、という描き方もとても良いものだ。
依頼があって、そこに乗っていくこと。
結局どちらにしても、何かには乗り込むんだ。

サッカーボールに絵を描いてくださいという企画。
サッカーボールという条件の中でできることを自由にしていい。
嬉しい。
私、好きな絵を思い切り描く。


友達に「サッカーボールに何描けばいいんだー」って言ったら「好きな絵を描くんだ」って言われて「好きな絵ってなんだ」と思ったけど、私が好きなのは、私がほんっとにリラックスして描いた絵。
ほんっとに集中した感覚で描いた絵。


夕方父から連絡がきた。視界がくらくらする、脳梗塞の予兆に似ている。
姉が心配して終電で父の家に向かった。

寝てたって連絡がきた。よかった。

父が脳梗塞を再発したら、どうなっちゃうんだろう。


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